万城目...
普段、あんまり自分から探してまで、本、とりわけ最近の小説を読まないのですが、たまたま家に万城目学という作家の本がありまして、読んでましたら、結局全作読んでしまいました。
といっても、エッセイを入れて、4作品しかないのですが、面白かったです。
エッセイもいいけど、作品としては、”鹿男あをによし”が一番良かったです。
なんか日本の古い言い伝え的なものをモチーフに現代の日常のドラマを描く?みたいなコンセプトの作家みたいで、ミックス作業の最終調整で悩んでる自分にとっては、丁度いい軽さと面白さでした、笑。
素晴らしい〜。
なんですが、調べたら、”鹿男あをによし”は既にドラマ化されてたみたいで、テレビの無い僕は全くそんなこと知らなかったのですが、YouTubeとかでちょっと見たところ.....。
何故か、登場人物が男性から女性なってたり...舞台は奈良やのに、標準語...?
何はともあれ、テレビが無いのが功を奏してか、先入観無く読めて良かったな〜と思いました。
それにしても、小説のドラマ化とか映画化って素晴らしいのってあんまり無いよな〜って思う自分も爺臭くてイヤやけど、思い返すと、ドラマ化、映画化の際には、原作に関係なく振り切ってるものの方が面白かった気がするな〜なんて思ったりしました。
彼のデビュー作、”鴨川ホルモー”が今度映画化されるみたいなのですが、どうせなら面白いものになったらいいのにな〜。
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